すでにPTA会長は引退していて、挨拶をする機会はもうありませんが、今年度PTA会長を引き受けた方が使える、簡単な挨拶文を作成してみましたので参考にしてください。
- PTA会長を引き受けて挨拶文を考えている方
- コロナ明けのPTA挨拶を考えているPTA会長
コロナ禍においてPTA広報誌に寄稿したメッセージの例文も公開しています。
>>>【コロナ禍】PTA広報誌に寄稿した卒業生へのメッセージ公開
\この記事を書いた人/
かのしあ
女の子と男の子の2児の父。
子どもが通った小学校でPTA副会長を3年、会長を6年務める。その間、さまざまな場面において人前での挨拶を経験。入学式と卒業式で述べた祝辞は合計11回。その経験から、PTAに奮闘している方々の手助けをしたいと思い、小学校のPTAについて書いています。
仕事は普通のサラリーマン。Webマーケティング業務に携わり、集客のためのコンテンツ作成やWeb広告に勤しむ毎日。chatGPTなどのAIツールも絶賛活用中。
PTA広報誌に掲載する挨拶文にも使えます
地域によっては緊急事態宣言が解除され、それに伴い休校も解除されはじめました。子どもたちの元気な声が聞こえるようになったことはとてもうれしいことです。
初めてPTA会長になる方も、せっかく引き受けたのに、なかなか学校に行けない日々が続いていると思います。
ただ、学校も少しずつ日常を取り戻していくと思いますので、そうなるとおそらく挨拶の依頼がくるのではないかと思います。
3密は避けなければいけないので、人前での挨拶ではなく、PTA広報誌や会報に載せる挨拶文になるかもしれないので、そちらをイメージして作成しています。
PTA会長としての挨拶文にどのようなテーマを入れるか
テーマが決まっているとスムーズに文章を作ることができるので、まずはテーマを先に考えます。
この休校期間中、子どもたちはとてもさみしい思いをしていたのではないかと思います。あたりまえのことがあたりまえではなくなり、友だちと遊ぶこともできなくなってしまいました。
また、子どもに限らず、大人も自宅でのテレワークを余儀なくされ、人恋しさを感じる人もいるのではないでしょうか。
ですから今回は「人とのつながりの大切さ」をテーマにした挨拶文にしたいと思います。
それ以外にも、
- あたりまえのありがたさ
- 時間の大切さ
などのテーマも含ませています。
休校明けのPTA会長の挨拶文例
それでは実際の挨拶文を紹介いたします。
まだ決して油断できない状況が続いておりますが、○○小学校にやっと子どもたちの元気な声が戻ってきたことをとてもうれしく思います。
この数か月間、子どもたちは日常の何気ない時間を奪われ、とてもさみしい思いをしたと思います。子どもたちだけではなく、私自身も、そのような「あたりまえに過ごしていた何気ない時間」が、どれだけありがたいことなのかを実感しています。
それと同時に「人と人とのつながりの大切さ」を感じています。
これからの時代は「テレワーク」や「オンライン授業」などが急速に普及していくことが予想されますが、やはり直接会ってコミュニケーションをとることも大切です。
特に子どもたちは、勉強も遊びも、友だちと一緒の方がより楽しく感じられるはずです。子どもたちが人と人とのつながりの大切さを学ぶために、小学校は非常に重要な役割を担っており、オンラインでは学べないことがたくさんあります。
子どもたちにとって大事な小学校生活を、PTA活動を通じて支えていき、少しでも多くの思い出が作れるようにしてあげたいと思いますので、今年度もPTA活動へのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
○○小学校
PTA会長 ○○○○
この例文は、15~20分ほどで作成したため推敲を重ねておりません。
参考程度に見ていただき、ご自身の言葉や思いに置きかえて自由に変更してみてください。
まとめ
今年度は、小学校を代表する行事の中止が余儀なくされるかもしれません。
子どもたちの気持ちを考えると、思い出に残る大事な行事がなくなることが、とても可哀そうで仕方ありません。
PTA活動を通じて、少しでも多くの子どもたちの笑顔を作ってあげてくれることを願っております。
▼PTA会長の挨拶文作成のコツについてはこちらの記事をご覧ください